真似
サラリーマン時代、後半から、「成績の良い○○さんの真似してるのに、結果出ないんですけど、なんでなんですかね?」
と聞かれたことがあります。
ここまで読んで、「お!やっぱり人の真似とかじゃなくて、オリジナリティが大切なんだ!」と思った方は、是非続きを読んでくださいね(^^)
結論からいうと、、、
「真似は超大切!」ということです。
ただ、真似のレベルを上げまくって、完コピすることが大切です。
先ほどの後輩の話に戻ります。
彼は、成績のいい人の真似をしたと言ってましたが、彼が真似したのは、その人の喋るトークのクロージングの部分だけだったんですよね。
僕は後輩に言いました。
「え?全然真似してないじゃん笑」と。
もちろん経験を積んで慣れれば、真似する部分がピンポイントで分かってくるのですが、その前に、結果を出している人のトークを聞いて、「あ!この部分をこう言っているから取れるんだ!」と勘違いをすると、後輩くんと同じルートを辿ることになります。
結果を出している人って、意識的、無意識的に関わらず、最初から最後まで筋が通っています。だから契約できるんです。
クロージングの一部分ではなく、しっかりフロントから取れるべきトーク、間、リアクションなどを取っているのです。
僕が新入社員の時、成績No.1の人の同行について、ボイスレコーダー取って、その人のトークはもちろん、立ち振る舞いや間の秒数まで完コピしました。
2ヶ月目からNo.1は僕でした。
「学ぶ」は「真似ぶ」と言いますし、徹底した完コピは本当に結果に繋がるのが早いです!
近くにモデリングできる方はいませんか?(^^)
実現へ向かうときに。
仕事で何か行動する時、どんな気持ちでやっていますか??
「やらなければいけない」「やるべきだ」
そんな気持ちになる時ってないでしょうか?
僕はサラリーマン時代、この「やらなければ」という思いしかありませんでした。
でも、この感覚で頑張り続けられる人って、ほんの一握りなんですよね。
僕は、一握りじゃない方の人間です。
ただ、ほとんどの方が一握りになるべく頑張るんです。
そして、一握りじゃなくても成功するプロセスがある事すら気づかないんです。
もちろん、売り上げを作る為には、その為の行動が必ず必要です。
ただ、その行動する時の気持ち、物事の捉え方が、「しなければいけない」か「したい」かで、行動の結果が全然違います。
ふと今日、再確認した事でした。
望む結果を出す為に。
営業での考え方や、現場でのトークを身に付けることは、とても大切なことです。
それと同じくらい大切なことが、「望む結果」をどれだけ具体的にイメージ出来ているかということ。
企業だと、経営理念があり、その年の利益目標や事業展開を具体的に数字を使って示していますよね。
昨日、受講している講座で気づかされたことなんですけど、講師の方が、抽象的な目標を持っている個人事業主の方はたくさんいるけど、望む結果を具体的に(効果測定ができるように)している人ってあまりいないよね、と。
具体的な望む結果がイメージ出来れば、その為の具体的な行動や順番が分かりますし、分からなければわかる人に教えてもらうということが出来ます。
「極めて現実的な望む結果」
どんな感じですか??
話を聞いてもらえない
「一生懸命話してるんですけど、なかなか話聞いてもらえないんですよねぇ、、、」
お客様や、営業マン時代の後輩からよく言われた言葉です。
さて、なぜ一生懸命話しているのに相手に聞いてもらえないのでしょうか??
それは、
「自分の話したいこと=相手の聞きたいこと」
ではないからです。
誰でも、自分の興味がある話は聞いちゃいますよね?
逆に興味のない話を熱くされても、一生懸命さは伝わってきますが、イマイチこちらの気持ちは上がってこないものです。
とはいえ、「サービスに興味のあるお客さんが1人もいなかったからしょうがない!」となってしまうと、そのサービス・商品は潰れてしまいますよね。
どうすれば良いか。
まずは、前回記事にも書きましたが、「ひたすらヒアリング」です!
ポイントは「ひたすら聞く」ということ。
そしたら、相手の困っている事やこうなりたいといった部分が出てきます。
あとは、自分の商品・サービスの「どこか一部分を使って」それを解決できるかどうか。
に焦点を当てて考えます。
そうすると、
「自分の提案する話=相手の聞きたい話」
になります。
これだったら、話をちゃんと聞いてもらえます。
このやり方は、商材を問わず使えると思うので、今なかなか話を聞いてもらえないとお悩みの方は、お試しあれ(^^)
きっかけ
自分が変わりたいと思う時、変わらざるを得ない時、何か「きっかけ」があったと思います。
そして多くの「きっかけ」は言い方を変えると「ご縁」とか、「ターニングポイント」とか、「転機」とか、「タイミング」とかいうのでしょう。
共通するのは、「いきなりくる」ということ。
その「きっかけ」に気づくかどうか、そして活かすかどうか。
営業にしろ、人生にしろ、その「気づくこと」と「活かすこと」が大切だなぁと、最近改めてよく思います。
きっかけはすぐ近くにあるかもしれないし、全く予想してないところから来るかも。
まずは、気づいてあげることですよね(^^)
お客さんの知りたいこと。
営業マン時代、商品の知識をお客さんに連打する営業を見かけることがありました。
「〇〇っていう最新のものを使ってて、、、」
「〇〇ブランドなんで、、、」
もちろん営業する側は、商品の知識は必要だと思います。
でも、お客さんは最初は商品内容とか細かいことを知りたいわけではないんです。
それに、商品の知識、情報ってネットとかパンフレットとかに載ってることが多いですよね。
スマホ1つで色んなものが買えるこの時代、本当にほしいものとか必要だと感じているものは、お客さん自ら調べて、吟味して購入します。
では、営業がお客さんにする事とは?
僕が意識してるのは、
この商品、サービスを使った結果、どのような変化が起きるかということを、お客さんの頭の中で映像でイメージして貰う。
ということ。
営業する必要があるサービスや商品を扱うときに、商品の内容を伝えるのは二の次です。
「結果、どうなるのか」
「その商品・サービスのどの部分で、悩みを解消したり、望んでいる状態を実現できるのか。」
それがお客さんの1番知りたいところなんですよね。
これが出来ると、商材云々に左右されずに営業することが出来ます。
商品の細かい知識などは、質問された時に伝えてあげるだけでいいんですよね。
お客さんの知りたいこと。教えてあげましょう(^^)
餅は餅屋
餅は餅屋。
魚は魚屋。
餅屋が魚を売りたいときは、
魚屋さんに教えて貰うのが手っ取り早い。
案外、実際の仕事では餅屋が餅屋の知識、技術で魚を売ろうとする。
売れにくいし、時間がかかると思う。
初めてのことをするとき、上手くいかないと行き詰まったとき、
その道のプロ、専門家って頼りになりますよね。